そもそも銘木とは
銘木というはっきりとした定義はないものの、一般には木材の中でも、高樹齢・大径木・長径木など、それ自体に希少価値のあるものや、希少な杢があるもの(ケヤキの玉杢・トチの縮み杢など…)樹種を問わず、天然の美しさをもったものを指します。
銘木は高級なものであって、普段は縁の遠いものと理解されている傾向もありますが、必ずしも高嶺の花というわけではありません。また、銘木から高級銘木まで、種類は多種多様、一つとして同じものはなく、その風合い・色合いなどが天然故の面白さであるといえます。
銘木の用途
元々は和室が主体だったことにより、床材・鴨居・長押等の造作材や天井材として銘木が使用されていました。その他、山車・看板・ギターやバイオリンなどの楽器や、工芸品としても使用されています。
現在では和から洋へのライフスタイルの変化により、テーブルやカウンター・椅子などの家具やフローリング材としても使用されるようになっています。
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